たいようの映画の感想

映画を観て感動しても、少し時間が経てば結構忘れてしまうんです。そんな忘れんぼうな自分のための記録なんです。

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トロイ (上野セントラル)

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 間違いなく最高級のエンターテインメント超大作。ウォルフガング・ペーターゼン監督に、ブラピ、ブライアン・コックス、ピーター・オトゥールと豪華な面々、さらに最近絶好調のエリック・バナとオーランド・ブルームも。これはすごいキャストです。
 西洋では桃太郎並に有名で誰でも一度は読んだことがあるという、ホメロスの叙事詩「イリアス」にラブストーリーを絡めたお話にして映画化。このキャストが揃うだけあってスケールのでかさは半端じゃない。それなのにただの大味な映画ではなく、しっかりとした人物描写や細かい演出などが光り、大作のお手本みたいな映画だった。

【愛に全てを賭けた無鉄砲で非力な男―――彼には国や王位なんてどうでもよかった。ただあの人と一緒になりたかった。その一途だが無謀な想いが、史上最大の戦争を巻き起こす。

 国を守ることに全てを賭けた心優しき男―――妻も子供も無謀な弟も愛する国も、彼はその手で守り抜くと誓った。相手が何万の兵だろうと、無敵の戦士だろうと、命を賭けて彼は守った。

 戦う事に全てを賭ける最強の戦士―――戦いこそ、勝利こそが彼の生きる意味だった。だが彼は愛を知り、迷いを持った。戦いはすぐそこに迫っていた】


 ギリシャ時代の複雑な物語を見事な群像劇として描ききっていた。
 スケールや映像がすごいのは当然のことで、なにより素晴らしかったのはひとつの戦いにおける三人の立場や葛藤を饒舌に語った脚本であったと感じた(書いたのは「25時」のデヴィッド・ベニオフ)。
 ブラピはこれがしばらくは看板出演作になるだろうし、敢えてこの役を選んだオーランドも新しい一面を見せてくれた。
 ギリシャのスケールに三時間どっぷり漬からせて頂きました。

 ただまあ、「ロード・オブ・ザ・リングシリーズ」と公開期間がもっと離れていれば話題性も感動も更に大きかっただろうに。


(2004年/アメリカ/ウォルフガング・ペーターゼン監督)

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