[ネタバレしません]
【凶悪犯ジグソウを追い詰めた刑事。
追い詰められたジグソウ。
彼の指差した先にあるモニター。
映っているのは部屋に閉じ込められた刑事の息子と7人の男女。
不敵に微笑むジグソウ。
「さあ、ゲームをしよう」】 インディペンデント系映画の歴史を塗り替えた傑作の
ソウ。それになんと続編が製作されるというのを聞いたときは、辞めとけばいいのになぁ、というのが正直な感想だった。あんなに良質な映画にわざわざ続編を作るのなんてハードルが高すぎるし、前作の評判に便乗してもう一儲けしようっていう製作側の薄汚い魂胆にも思えてしまう。それに前作での監督&脚本コンビ(リー・ワネル、ジェームズ・ワン)はハリウッドですでに次回作の契約も済んでいるし、この時期に続編を作る意図がどうにも見えてこない。
でもこれは見る前の感想。見てしまえばもう、そんな疑問やら不安やらはどうでもよくなる。監督は変わったものの、製作と脚本は前作と同じお二人が手がけ、ソウの続編として見事な出来だった。
冒頭から前作以上の残虐なシーンが目白押し。これでもかと言うくらい痛々しい。でもそれもトリックから目を反らさせる仕掛けなのかな? とにかく前作に負けないだけの素晴らしい続編だった。ラストのインパクトなんかはやっぱり前作のが遥かに上になるし、それを補うためのショッキングな映像の数々だったのかなとは思ったけど、続編として製作された映画でここまで凄いとは思わなかった。
うむうむ。すごい才能ですな。この方々は。
(2005年/アメリカ/ダーレン・リン・バウズマン監督)