【幕末。愛に生きる侍がいた―――
人のさだめは変えられますか―――】「たそがれ清兵衛」でオスカー外国映画賞にノミネートされた山田洋次監督作。でも、たそがれ〜ほどの盛り上がりも、感動もない。
でもそれは監督が言うように、「当時の日本の、本当の一般の人が持つ哀切を描きたかった」てことなんでしょう。衣装や美術や方言など、さすが山田洋次作品でリアルだし、ほのぼのとした雰囲気で西洋文化に馴染めなかったり、寡黙に恋する侍の姿を淡々と映し出す。俺は永瀬正敏は「濱マイク」シリーズがとっても好きだったんだけど、こんな寡黙な役も完璧じゃないすか……。出てました、哀切。しかも殺陣もかっこいいし。
観客の年齢層もかなり高くて、たそがれ〜とどちらがいいかは好み次第かな。
ただ、所々たそがれ〜とストーリーが似ている気がして、それはやっぱりどうだろうかと思った。
たそがれの評判に乗っかっただけの人とか、永瀬さん目当ての若い子は肩透かしを喰らうんだろうな……。
あと、隠し剣鬼の爪を使うラストシーン、すげえかっこよかった。
え〜みみっちいなぁ〜オイ(・∀・)!! って感じで好きでした。
(2004年/日本/山田洋次監督)